2005年7月24日 日曜日 越知ヶ峰名水を汲みに行きました。

神崎町の越知にあります。

ここは容器洗い場・試飲コップ・運搬用台車・・・・等の親切な施設があります。

 

100円で22リットルの水を汲むことが出来ます。

「道の駅」ならぬ「川の駅」があります。もちろん名前は『越知』です。ここは「名水街道」として売り出しています。

「椀貸渕(わんかしぶち)」という民話の説明が書いてあります。

越知谷東別の谷川と越知川の合流点より少し下流、現在の川の駅の前付近に水の深くよどんでいるところがあります。
ここは曲渕ともいいますが、別名「椀貸渕」ともいいます。土地の人達は「わんかせ」「わんかし」とも呼んでいます。
昔、この村の人達が人寄せ(婚礼や法事などの客事)をするときにどうしてもお椀が足らなくなると、この渕に来て
川のすぐ上にお奉りしてある小さな祠にお参りし、「お椀やお膳を何人分貸してください」と頼んだそうです。
あくる日の朝行くと、きちんと頼んだ数の道具が揃えて「なめら:大きな岩」の上に出してあったと伝えられています。
村の人達は、借りて使った後はちゃんと揃えて必ず返していましたが、ある時、借りた人がお椀を一個割ってしまいました。
そのまま知らん顔で返したところ、それ以来、いくら頼んでも貸してもらえなくなったそうです。

日本民俗学の創始者といわれる「柳田国男」先生の著書「隠れ里」にも同様のことが記載されています。
そこには「その渕は、底が竜宮城に通じているということであった」とも記されています。

民話も楽しいものです。

 

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