2007年8月26日 日曜日 中小企業共済センター主催のツアーに参加して「大台ケ原」へ行きました。

これまた、(投入れ堂のサイトを作った時と同じく)どういうコンセプトでサイトを作るか・・・・考えてしまいました。

 

日本で一番雨量の多いといわれる大台ケ原は奈良県と三重県の間にあります。
山上は地形的には「高原」状の、
格好の散策路になっていて、年間20万人以上の人々が訪れるそうです。

 

年間20万人の人々がここを訪れるそうですが・・・・・誰の為の散策路でしょうか?
この道は 自然を守るための道ではなくて、観光客が歩き易くするための道なんです・・・・・・本末転倒ではないでしょうか?

日出岳(ひでがたけ)山上に立つと絶景が開けますが、とにかく山・山・山・・・・山なのです。

 

 三角点のある所で記念写真です。(ツーショットはこの写真1枚だけでした)

この辺りではまだまだ余裕です・・・・ 

斜面に沿って潅木が立っていますが、下の方の枝がありません・・・・・・・鹿が食べてしまったそうです!! 

 今から「大蛇グラ」を目指しますが、途中このような枯れ木だけが残っている所を通ります。
「正木峠」と言うそうですが、それなりに景色として楽しむべきか、それとも悲しむべき景色なのか良く分りません。

 

原因は、酸性雨と排気ガス、大勢の人間が登ってきた事による複合汚染と植生の変化によるものだそうです。

自然ガイドから途中の休憩時間にさまざまな説明があります 散策路から出る事は出来ません。

人間が歩くからこのような道が必要になるのか、自然を守るためにこのような散策路を作る必要があるのか・・・・難しいですね。

 

とにかく、昭和38年頃はこのような自然が溢れていたそうです。
その代わり、当時はここへ来るには三重県の尾鷲から11時間かかって登ってくるしか道がなかったそうです。

立っているのも怖いくらいです!! 大台ケ原を代表する景色です。

ともあれ、「大蛇グラ」に着きました。
グラとは、海で言えば「岬の突端」に当たるのではないでしょうか・・・・・・崖っぷちなのです!!

 

このような吊橋もありますが、この頃にはギブアップ寸前です・・・・・・アア疲れました。

 とてもここまで行けません・・・・! 百選の滝 中の滝です・・・・

大台ケ原にはこのような自然が溢れています・・・・・・・・・・鹿ちゃんがツーショットで出迎えてくれました。
右の写真は百選の滝「中の滝」ですが、ここは西大台ケ原にあたるため進入禁止(9月1日から)になりました。

 

西大台ケ原は9月1日から「利用調整地区」に指定されました。
利用調整地区と言うのは、誰でもいつでも入れる東大台ケ原と違い、事前に申請して許可を得ないと入られない地区なのです。

もちろん、入山するには(許可を得るには)費用も要ります。(一人当たり1000円です)
この費用の使い道は、パンフには書いてありませんが、お役人の人件費等に消えるようです・・・・・。

私なら、この大台が原に登ってくる時に通る「大台ケ原ドライブウェイ」を通る車・単車・観光バスには利用料金を徴求します。
用事もないのに、単に山上へ上がるためだけに走ってくる車・単車がものすごく多いのです。
車が出す排気ガスが汚染の元凶の一つになっているのは、間違いのない事実なのですから、用事のない車は排除しないといけません!

自然は大事にしないといけませんが、「隔離」するのは本来のやり方ではないと思います。
しかし、これも現状ではやむをえないものかな・・・・・考えてしまいます。

 

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