2007年6月17日　鳥取県の大鹿滝（おおがたき）へ行ってきました。

周囲は畳々たる岩盤で覆われ、22メートルの高さから白い柱となって落ちる様から冷気と壮観さを存分に味わえます。

この滝は水量も豊富で、しかも兵庫県ではめずらしい直瀑の滝で 裏見も出来ます。
兵庫県と鳥取県との県境にあり、扇ノ山のすでに中腹に位置するそうです。

「裏見」とは、滝の裏側にも廻れる為、水煙の内側から外を見られる事を言います。

滝壺では、写真家（女性）と渓流釣り師がおられて思い思いのパフォーマンスをされていました。

そして、この大鹿滝から藪を掻き分けて歩く事15分余、更にスケールの大きな「雲龍滝」へ行く事が出来ます。

落差は30メートル位でしょうか・・・・ここも水量豊富で豪快な印象があります。
ただここまでのアクセスが悪く、熊ちゃんが居そうな所を、藪を掻き分けながら歩かねばなりません。

ここまで来た時にはホッとすると同時に、優美・豪快な景観に感激しますよ！！

この渓谷はブナの宝庫かもしれません・・・・鬱蒼と茂っています。

これが何だか分るでしょうか・・・・・・・「熊ちゃん」が冬眠していた穴（ウロ）なんです！！
実際はどうか分りませんが、そんな雰囲気のある穴だと思いませんか。

「昼なお暗い」と言う表現がぴったりくる、そんな山の中を歩きました。それよりも、道と言える道がなかったのが本当に残念です。
これだけの良い滝ですから、遊歩道とは言いませんがそれなりに歩き易い道を造って頂けたら・・・・実感です。

途中にある、「出合いの滝」の写真です。近くに行く事が出来ないのでピンボケになってしまいましたが・・・・・。